会 告
第54回 東北臨床細胞学会学術集会開催について
会期
平成29年7月1日(土)
会場
東北大学医学部艮陵会館
〒980-0873仙台市青葉区広瀬町3-34
TEL;022-227-2721
参加費
1,000円
懇親会費
2,000円
プログラム要項
テーマ ~細胞診の新たな発展・展開に向けて~
1. 9:30~
役員会
2. 10:45~
特別講演
「HPVワクチンについて(仮)」
講師 川名 敬 先生(日本大学医学部産科婦人科学)
3. 12:00~
ランチョンセミナー
「口腔領域の細胞診について」
(ホロジックジャパン株式会社共催)
講師 田中 陽一 先生(東京歯科大学市川総合病院臨床検査科病理)
4. 13:20~
シンポジウム
(各県1題)
「細胞診の新たな発展・展開に向けて」
~セルブロックやLBCなどの活用と問題点、免疫染色や遺伝子検査などへの応用など~
5. 15:30~
スライドカンファレンス
(4題)
6. 16:45~
懇親会
(東北大学医学部艮陵会館 1階)
<シンポジウム企画のことば>
近年の標的治療やオーダーメイド医療などの発展に伴い、遺伝子や標的蛋白などに対する分子病理学的な需要はますます増加してきている。それに伴い、細胞診検体に対しても形態のみでの判定を超えた内容が要求されるようになってきており、特に組織標本が採取しがたい領域において重要な位置づけをなしてきている。2016年の診療報酬改定においては、胸腹水などのセルブロック作成が保険収載され、細胞診検体において免疫組織化学を行うことは一般的になりつつあるが、セルブロック診断の取り扱いに関する問題も残されている。また肺癌における細胞診検体でのALK遺伝子変異の有無など、分子病理学的な領域においてもさらに様々な応用がなされることが期待される。今後の細胞診の新たな発展に向けた取り組みをこのシンポジウムでは論議していきたい。